神戸の弁護士のブログ ~刑事事件~ 迅速な身体拘束の解放により不起訴を勝ち取った事件

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神戸の弁護士のブログ ~刑事事件~ 迅速な身体拘束の解放により不起訴を勝ち取った事件

2020/06/15

神戸の弁護士のブログ ~刑事事件~ 迅速な身体拘束の解放により不起訴を勝ち取った事件

神戸の弁護士のブログ ~刑事事件~ 迅速な身体拘束の解放により不起訴を勝ち取った事件

先週の土日は、神戸は大雨でした

梅雨入りもして、これからじめじめした時期が続きそうです。

最近、少しずつですが、神戸地方裁判所や神戸家庭裁判所から、コロナで止まっていた裁判の期日照会が届くようになってきました

まだまだ、時間がかかりそうですが、早く、コロナ前の状況に戻れるといいですね

さて、今日は、迅速な刑事弁護活動により、不起訴を勝ち取った事例についてお話しさせていただきたいと思います

私は、ある年の年末、痴漢の容疑で逮捕勾留された男性から刑事弁護の依頼を受けました

依頼人は、事件当時飲酒しており記憶があいまいな状況でしたが、人生において、痴漢行為に及んだことはおろか、酒におぼれて他人に迷惑をかけたことはないことから、痴漢はしていないと言っていました。

しかし、年末に、生まれて初めて警察に逮捕勾留されたことから、精神的に疲れ切っており、「本当はやっていないけど、早く出れるなら、(痴漢を)したと言ってしまいたい」という弱気な発言を繰り返すようになっていました

私は、依頼人を励ますとともに、早期に身体拘束の解放を目指しすことにしました

まず、依頼人の妻に身元引受人になってもらうとともに、事件の現場となった路線の公共交通機関は利用しない旨の誓約書を作成したうえで、神戸地方裁判所に交流に対する準抗告をしました。

その結果、準抗告が認められ、依頼人は、その年のうちに警察署から釈放されました。

その後、釈放された依頼人は、正直に、記憶にあることだけをしっかり供述することができ、無事、不起訴となりました。

これまで真面目に生きてきた恒例の依頼者にとって、年末に逮捕され、このままでは警察署で年を越さなければならないという恐怖感は想像を絶するものだったと思います。もし、仮に、釈放されていなければ、虚偽の自白をしていた可能性が高いのではないかと思います

刑事弁護において、初動は極めて大切です。もし、逮捕されるかもしれない、身内が逮捕されてしまったという人は、ぜひ、迷わず弁護士に相談に行ってください

当事務所では、刑事事件にも力を入れて取り組んでいます。

ぜひ、ご相談ください。」

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